家族葬の事後報告を受けたら

家族葬の事後報告を受けたら 自身の関係者が亡くなった場合は、一般的には香典を包むことが常識です。
しかし家族葬の場合は、香典を包まないことが常識とされています。
故人が親しい関係者であるほど、その死亡した報告は早く受けることになりますが、連絡を受けるタイミングについては遺族が決めることであり、事後報告になることも珍しくありません。
その場合、どのような形で報告を受けたかにより、遺族に対しての対応を変えることが礼儀となります。
もし家族葬の事後報告を電話で受けた場合は、その電話を受けたタイミングで遺族にお悔やみを伝え、亡くなるまでのいきさつなどを聞き、遺族をいたわるような言葉をかける必要があります。
死亡の報告をメールで受けた場合も同様に、メールでお悔やみの内容や亡くなるまでのいきさつをメールでやりとりし、メールの報告者を心配するような内容を送信することが大切です。
はがきにより報告がきた場合は、はがきを返送するのではなく、次会った際にお悔やみの言葉をかけるなどの配慮が必要です。

家族葬で起こりうる揉め事

家族葬で起こりうる揉め事 人は誰でもいつか世を去って親類縁者や友人知人と別れを告げますが、少子化で親せきが減ったことや、都市への人口集中などの生活スタイルの変化から葬儀も多様化が進んでいます。
また、世界有数の長寿社会である日本では故人が会社を定年退職するなど、現役時代とは違う社会とのかかわりになってから他界するまでの間に長い年月が経っているのも葬儀や告別式のスタイル変遷と無縁ではありません。
勤務先を定年してから長い月日が経ったり、故人自身の友人知人もすでに高齢化しているなど、多くの会葬者が見込まれない場合には家族葬も選択肢の一つです。
家族葬とは、故人の交際の中でも勤務先などの社会的なつながりを除いて、近親者のみで葬儀を行うことを言いますが、故人を見送るときは盛大に見送りたいと考える人がいたり、生前の恩義に報いるために、もしもの時はぜひ会葬したいと考える人もいます。
伝統的な価値観では、故人を見送る葬儀を取り仕切ることは喪主の務めと考え、盛大な葬儀を行うことで喪主が務めを果たしたと考えることがあります。
身近な近親者で送りたいと喪主が考えた場合に、家族葬では物足りないと考える親族や、会葬を辞退された知人の不満が揉め事につながらないよう、家族葬は近親者以外禁止ではなく、それでも会葬してくれた人は近親同然という広い気持ちで臨むと効果的です。